★キューバ映画祭 in サッポロ 2009★ サルサとチャンプルー~まぜまぜの背景とそこから生まれるもの

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サルサとチャンプルー~まぜまぜの背景とそこから生まれるもの

まったくの私事から入るが、いま沖縄の代表的な楽器「三線(サンシン)」を習っている。練習する時間がなかなかとれないのでヘタクソなままだけど、「とても素敵な楽器」とほんのりと愛情を感じ、時折ザラザラのヘビの皮をいとおしく撫で回している。ウタを歌いながら奏でるので、ウタをたくさん覚えられるのもいい(やはりヘタだが)。ウタには、歴史も自然も愛も悲しみも、人を取り巻くものすべてが表現されている。

その沖縄を代表するものの一つが「チャンプルー」。野菜などを「まぜまぜ」にした炒め物の料理だけれど、私はゴーヤやフーやソーミーのチャンプルーが好きだ。ぴりっと辛いコーレーグースをたっぷり振りかけて食べるのがいい。

そして「まぜまぜ」つながりなのが「サルサ」。サルサは、スペイン語でソースの意味だけど、アフリカ大陸とスペインの文化が、カリブ海・アメリカ大陸で出会って生まれた音楽のことをさしてもいる。ちがうものがごちゃごちゃと混ざり合って生まれるのがサルサだ(よく知らないのでちょっと違うかも。ご指摘お待ちしてます)。

さて、「サルサとチャンプルー」は移民についてのドキュメンタリーだ。
1910年から20年代にかけて、千人以上の日本人が米国資本の砂糖産業を目当てにキューバに渡った。その2割近くは沖縄出身者だった。
映画には、現在100歳を超える移民1世の方をはじめ、2世・3世とさまざまな日系移民が登場する。日本への郷愁を歌で表現する人、キューバ革命前後の生活の変化について語る人、世代を超えて沖縄への帰還を果たし、そこで新たに家族をなす人。それぞれの人が、それぞれの形で、自分のルーツである文化を保ち、居住地の風土や人に溶け込んで暮らしている。
その様子から、なにを読み取るかは、映画を観る人次第。ぜひぜひ観て感想をお知らせください。

salsa3.jpg

ところで「まぜまぜ」というと、チャンプルーやサルサがそうであるように、おいしいもの、楽しいものという感じがするけれど(そういえばピビンバもおいしいまぜまぜだ)、まぜまぜが生まれる場所には痛みもあるのかもしれない。たとえば侵略や殺戮の歴史。
まぜまぜを生み出した背景と、沖縄とキューバというまぜまぜ同士のつながりの意味、まぜまぜの可能性を、この映画を一つの切り口にして考えることはできるだろうか。 (都築仁美)

■サルサとチャンプルーは、2月1日(日)、3日(火)、5日(木)に上映します。詳しくは、上映スケジュールをご覧ください。
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