★キューバ映画祭 in サッポロ 2009★ 急場(キューバ)しのぎにアートなお話??

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急場(キューバ)しのぎにアートなお話??

例えば今の日本のアートシーンを一言で語ることって非常に難しい。絵画部門ひとつとっても、あまりにも多種多様。伝統的な日本画を継承するものから現代美術まで自由かつ様々な表現があるからだ。

 そして今回のテーマである『キューバのアート』にも同じことが言えるだろう。キューバ国民の教育はご存知のように国が保証(無料)し、しかも高水準。詳しいことは別として芸術においても相当力を入れていると聞いたことがある。世界をリードする音楽で我等を魅了するキューバ!だからこそ絵画・造形・工芸等の分野においてもそのレベルは計り知れない、と私は思うのです。

 キューバの首都ハバナ。スペインの支配下時代に建設されたコロニアル様式を色濃く残す旧市街など、それ自体がアートであると世界遺産として認められている。ハバナ市内を散策していると街角などで抽象的なウォール・ペインティング(壁画)に遭遇する。私の想像するところ公共の場でもある壁面を飾るわけだから政府公認の名の有るアーティスト達が描いていると思われる(USAのグラフィティ(落書き)・アートとは異なる)。このような抽象画こそが最もキューバらしい絵画表現ではないかと私は思うのです。それはキューバ音楽同様、アフリカ的プリミティヴとヨーロッパ的アカデミズムの「融合」だと断言しても良いだろう。キューバの風土を讃えたカラフルな色のハーモニー、宇宙的あるいは人間の生命感を主張しているかのようなフォルムの流れなどは「ルンバ」のリズムそのものではないだろうか。

 ハバナ市には美術館、博物館等も充実しているが、身近なアートに接するなら青空マーケットがお薦めだ。衣類やアクセサリー、素朴な工芸品、ポップなオブジェ等観ているだけでも楽しくなる! キューバの風景やポートレートを描いた絵画もいろいろ売られていて、しかも安い!

 何処からともなく聴こえてくる生のキューバ音楽(SONやRUMBAやSALSA)に触れ、強烈な光に輝くビビットな色に瞳を細め、カリブの風が運んでくる甘い香りにうっとりする。五感を研ぎ澄ましながらキューバの街をノリノリで歩いてみよう! 今でも現役で走る1940年代~50年代のアメ車の数々、超お洒落でスタイル抜群な女性達、椰子ノ木の実や葉を伐採する職人や野良猫でさえ「絵」になるから摩訶不思議。そんなこんな「アート」なモチーフには事欠かないのがキューバだと私は思います。

Y・ロドリゲス/職業・イラストレーター(Y.Rodriguez=アーティスト名)

ロド切絵
椰子の木職人 Y.Rodriguez ©


*この文章は、さっぽろ自由学校「遊」のニュースレター「ゆうひろば」2009年1月号に掲載されたものです。
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