★キューバ映画祭 in サッポロ 2009★ ハローヘミングウェイ

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ハローヘミングウェイ

 作品の設定は1956年、アメリカに支配されていたキューバのバチスタ政権が革命勢力や学生の運動を弾圧していた頃の話。映画の冒頭で流れる「ヤヤ・ヤーヤ・ヤヤヤヤ・・・」の曲が、「悲しき16才」。日本では、ザ・ピーナッツが歌っていたあの懐かしの曲だ。
 キューバ革命直前のバウラという村の一人の少女をめぐるお話。彼女の家はアメリカの文豪ヘミングウェイが暮らした家の広大な土地に隣接していた。
 題名から、ヘミングウエイと親しかった女の子の可愛い話なのかと、勝手に思い込んでいたのだけど、全然違っていた。人々は貧しく、主人公ラリータも不幸な身の上だった。でも、成績優秀な高校生の彼女の夢は、アメリカの大学に留学するということ。ラリータの力強さとひたむきさが愛しくなる。劇中に「頭がいいより、運がいい方がまし」という台詞があって、何だか笑いそうになってしまったが、優秀な成績を取っても、貧しさゆえの運の悪さに何度も挫折しかかる話は深刻だった。女の子の成長と自立の話は、時代や国を越えて通じ合うテーマだと思う。
 作品の中で、少女のおかれている状況に添いながら、「老人と海」が朗読されるのが巧みだ。実際のヘミングウェイは、1960年にキューバを出て、61年には亡くなっているし、作品の中でも、少女とヘミングウェイが言葉を交わすような交流はないのに、この作品の題名が「ハロー・ヘミングウェイ」となっていて、その意味の深さには、感心をしてしまう。          by Jellyfish



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